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2025/08/30 14:02



今日は、福島県の郷土料理「三五八(さごはち)」を仕込みました。


「三・五・八」という名前は、塩・麹・米の割合(3:5:8)から来ていると言われています。昔から家庭で親しまれてきた発酵の漬け床で、麹のやさしい甘みと塩の旨味が野菜や魚、肉の味をぐっと引き立ててくれます。


今回漬けたのは、旬のきゅうりとにんじん。三五八の素に一晩漬けるだけで、素材の味がまろやかに変化し、麹の香りがふわっと広がる漬物に仕上がります。冷蔵庫を開けるたびに、発酵の香りが漂ってきて、なんだか心がほっとするんです。


三五八は、塩麹よりも水分が少なく、漬け床として使いやすいのも魅力。肉や魚を漬けると、驚くほどやわらかく、旨味が増していきます。福島の発酵文化の奥深さを感じながら、日々の食卓に取り入れていけたらと思っています。


次は何を漬けようか…そんなことを考える時間も、三五八の楽しみのひとつです。                       #三五八漬け #さごはち漬け #発酵食品 #麹のある暮らし #腸活ごはん #発酵暮らし #麹生活 #手作り漬物